2023/01/13 16:00
皆さんは、黒谷和紙の原材料をご存知ですか?
『楮(こうぞ)』と呼ばれる植物の皮から出来ているのですが、
和紙作りは、この楮を1年かけて育て、冬に刈り取るところから始まります。

こちらが楮の畑。冬なので、葉は落ちてしまっています。

楮は背がとても高い植物。
綾部の楮はいつもは2〜3m程ですが、今年の楮は職人の背丈の2倍ほど、3m〜4mになりました。
今年は特によく育ち、これを1本ずつ丁寧に刈り取ります。


女性はノコギリで、男性はナタで1本ずつ刈り取りますが、

ナタで一気に刈り取ったものは、このように美しい切り口に。


細かい枝は更に切り落とすなど、手間がかかる剪定作業。

この作業を続け、本数が纏ったら束ねていきます。




刈り取った後の畑は、このような様子。
地道にひと枝、ひと株ずつ、根気よく刈り取っていくのです。

撮影は真冬の早朝から。美しい霜と空気が、楮や畑全体を覆っていました。
早起きは三文の徳、といいますが、冬の綾部の空気はとても美しく、清められるようです。



こちらは皮を剥かれた後の、楮。
実は廃棄されてしまうのですが、何かに使えないか模索中…

さて、次回は刈り取った楮を蒸す『かご蒸し(かごむし)』をお届けします。
お楽しみに。
